KarismaCG導入前の状況を教えてください

リニアのワークフローでDEKOを長年使用してきたのですが、そのDEKOが度々故障し始めたことが切っ掛けで別の機材を探し始めました。そしてDEKOの突然の販売中止決定により別機材の選定をより急がざるを得ない状況となりました。これを機にNLEへの移行や、作画ソフトでのテロップ入れという議論もあったのですが、少人数で限られた時間で大量のテロップ作成が必要な私たちにとって、レンダリング時間をとることはできず、引き続きリニアのワークフローがベストであると判断しました。

 

なぜKarismaCGを採用されたのでしょうか?

選考の基準は『DEKOのスピード(生産性)は絶対に同等かそれ以上、それにプラスαな機能と操作性』と決めました。2013年に追加購入したDEKOの突然の販売中止決定という厳しい状況でもあったため、同じ轍を踏まないようにするために、選考は慎重におこないました。機材だけでなく、会社の信頼性や、ロードマップもできるかぎり見極める必要がありました。そして、この基準を満たしているのはKarismaCG以外にありませんでした。

まず生産性ですが、KarismaCGはテロップ作成作業においてDEKOと同等以上のスピードを実現できる機材でした。KarismaCGの評価機を2ヶ月間貸して頂き評価して、KarismaCGのショートカットを含む操作性はDEKO以上に計算されていて、より素早く作画できることを確認することができました。もちろんKarismaCG以外も検討しましたが、動作が不安定だったり、直接DEKOファイルの読み込みができなかったりして、まだKarismaCGほど安定感があり、なおかつDEKOのスピードが実現できる機材は他にみあたりませんでした。

次に「プラスαな機能と操作性」という条件に関してもKarismaCGは十分に満たしてくれました。DEKOにはなかった3D表現が可能なとなりました。オンエアー・グラフィックス・システムのなかには[3D] = [オブジェクトへの奥行設定]としている機材が多く見受けられますが、KarismaCGの3Dは本物で、Z空間の配置やアニメーション、光源、パーティクルなど本当の3D CGに不可欠な要素をレンダリングせずに編集することができます。しかも直感的に3Dを実現できるので、操作していて楽しさを覚えます。

 

実際に導入していかがでしょうか?

KarismaCGに決めて正解だったと確信していますし、満足しています。大抵の機材は導入するにあたって、使い慣れるまでに想定以上の時間や手間がかかるもので、時には予期せぬ問題が発生するなど、経験上だいたいにおいてスムーズにはいかないものです。しかしKarismaCGはとてもスムーズに導入でき、オペレーターも難なく基本操作できるようになりました。安定度も高く、これまでフリーズしたり、大きなバグが出ることもありません。サクサクした操作性で、リアルタイムで3D CGの編集ができるのはとても面白く、時には必要以上に使ってしまうこともあるほどです。また2D編集も優れていて、基本であるエッジやエンボスなどの表現力と綺麗なグラフィックスにも満足しています。

また今では機材だけでなく、開発元であるVRiの会社とその皆様にも信頼をおいています。先月参加させて頂いたVRi社主催の韓国放送局ツアーは、VRi社とその社員の皆様を知る絶好の機会となりました。訪問したいくつかの局ではCGやテロップといえば全てVRi社製のもので、韓国国内での圧倒的なシェアを獲得していることを実際に目にすることもできました。また何よりVRiの社員の皆さんが明るく、気さくで、技術力も高く、長くお付き合いできるパートナーであることを確信することができました。

 

今後の展望をおしえてください

KarismaCGの3Dやアニメーションなど、今までなかった機能を使いこなし、より魅力的なコンテンツを作れるよう工夫して習得していきたいと思っています。今現在はまず全てを3Dにしてみてどのようになるのか、遊びながら慣れようとしています。実際に特番などのチャレンジングな番組にて色々と試してみたいと思っております。

またポスプロ以外でもKarismaCGの可能性がないか検討したいと思っています。

 

朝日放送株式会社
創業:1951年3月
資本金: 52億9980万円

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