なぜD-Stream LTを採用することに決めましたか?

XDCAM納品の決定を受け、効率よく対応する方法を検討した結果です。 今までのテープでのワークフローでは、XDCAM納品に対応するために、ファイルからテープ、テープからファイルの手間がかかってしまい非効率であることが明白でした。弊社としては、編集しながらファイル化でき、なおかつVTR同様に使える機材を探しました。
まず、検討するにあたり、5〜6社の仕様をメーカーからとりよせ検討し、そこから2社にしぼり、実機での評価に入りました。最終的にD-Stream LTに決定したのは、プリリード編集やスプリット編集などVTRと同様の操作ができるという点でした。
またMP4、MOV、H.264などさまざまなコーデックに対応していることも他社比較で採用の決めてとなりました。

 

実際導入してみた感想

基本操作、使い勝手の良さはほぼ満足しています。「ほぼ」としたのは、D-Stream LTの初期設定を残せない点やXMLデータ読み込みの更なる連携に課題があったことです。
次の(2018年6月リリース)バージョンでは、上記の2点にも対応すると聞いていますので期待しております。

実際に作業で使用している他オペレータも満足しており、導入後の問題点も少なく安定して思い通り動いてくれています。弊社が思っていた以上にスムースな導入ができました。

 

作業効率向上・時短の成果はありましたか?

効率 = 時短という点に関しては、確実に編集作業が早くなりました。
時短を実現している要因は、ファイルからの作業でプリロール時間や頭出しの時間がかからないこと。そしてファイルからテープの時間がいらなくなったことです。今までは白、黒、サイド有り以外にも複数のテープを用意する必要がありましたが、D-Stream LT導入後は必要最低限のテープ起こし作業で済むようになりました。
テープの場合で冒頭の尺直しが発生した場合、直した部分以降は実時間をかけてコピーをしなければなりませんが、D-Stream LTでは直した部分以降のデータをノンリニアライクにコピー&ペーストで対処できるため効率的です。
持ち込まれたファイル素材をそのまま使用することができるようになり、また編集作業中も時間短縮を実現しているため、顧客である制作会社からも「テンポが良くなった」と高評価を頂いております。

 

コスト面の効果はございましたか?

コスト面をみても、D-Stream LTの導入により負担が軽減しています。
D-Stream LTは1台でテープデッキ2台分として使用できるので、テープデッキの数を減らすことができます。また、テープデッキは使用頻度によりメンテナンス費用がかさみますが、このメンテナンスコストも軽減できます。
顧客にしても素材用のテープが必要最低限ですみ、テープのコスト削減につながったと喜んでいただいております。

 

サポート面はいかがですか?

こちらの要望を細かく聞いてくださり感謝しています。
「この機能や、あの機能があれば良いのに…」といった現場からのリクエストを新しいバージョンで盛り込んで頂き、より使いやすくなっていると思います。

 

今後のD-Stream LTへの期待

D-Stream LTはリニアとNLEとの垣根をなくすような機材であると考えていますので、この特徴をさらに発展していって欲しいと思います。
実際、編集作業に入る際、D-Stream LTがあるおかげで、リニアで編集するべきかNLEで編集するべきか、その悩みが解消しました。
6月にリリースされる新バージョンではOL ディゾルブ機能やNLEライクなGUIに対応してくれるとのことで、さまざまな状況に柔軟に対応できるようになると見込んでおり、大変期待しております。