なぜKarismaCGを採用されたのですか?

キャラジェネの更新はDEKOの突然の販売及びサポート中止の案内がきっかけでした。いくつかの機材を比較評価し、以下の3つのポイントからKarismaCGを採用することに決めました。

『DEKO+α』
まず現場のモチベーションを考慮し『DEKO+α』を重要視しました。DEKOは採用から長い時間経過しており、すでに使い倒したツールという感じが社内にありました。そのためにDEKO以上のツールを求めました。テロップ入れは編集の中でも重要なプロセスであり、プロフェッショナルが使うにふさわしい最新の専門機材を求めました。DEKOのちょっと改良では満足できず、今までとは何かレベルの違う、最新のグラフィックスソリューションを求めました。ただDEKOでの作業速度と表現能力を下回ることは絶対に容認できません。つまり『DEKO+α』です。その点KarismaCGは弊社の求めるものと一致していました。DEKOのスピードはそのままに、3Dやアニメーションなど新しい表現をレンダリングなしで、より高いレベルで編集可能になりました。

 

投資コスト
『いいものは採用する』という弊社の文化的な背景もありKarismaCGの採用に踏み切ったわけですが、投資コストも重要な採用基準の一つでした。投資コストを考える際、キャラジェネ単体ではなくシステム全体で計算し、KarismaCGが投資価値のあるものと判断しました。KarismaCGは動き、エフェクト、DVEが編集できるため、高価なスイッチャーを必要としません。KarismaCGと安価なスイッチャーの構成で、DEKOと高価なスイッチャーの構成以上の表現を可能とします。結果、トータルコストは抑えたかたちで、より優れたシステム構成となり、投資コストという点からもKarismaCGが優位であると判断しました。

 

将来のワークフロー
今後、NLE化がすすみ、リニアのワークフローはやがて衰退していくことは周知のことと考えています。そのようななか『DEKOの置換え』という短期的な見通しに基づきキャラジェネの選考をしたくはありませんでした。一つの機材を使い慣れた場合、まさにDEKOがそうであったように、その機材は使い倒すまで長く有効的に使いたいものです。KarismaCGはその点、『NPS(NLEとの連携ワークフロー)』や『ハイブリッド編集(VRi社製デジタル再録機”D-Stream”とKarismaCGとの組み合わせで実現するリニア的なワークフロー)』など、先を見越したレンダリングのないワークフローを提言されており、長期的に使用できることを納得して採用を決めました。弊社でもできる限り早くこれらのワークフローを実際の現場で試してみたく、とても期待しています。

 

実際KarismaCGを使ってみてどうですか?

KarismaCGにはワクワク感がともない、スピードにおけるストレスもなく、現場では新しい創造体験を楽しんでいます。どのような表現を、どのような機能を使用して具現するか、引継時間や休憩時間など限られた時間で情報交換を行い、技や機能の社内共有を進めています。とにかく3Dのサクサク感と綺麗なグラフィックスが簡単に表現できるので、今までにない楽しさを体験しています。また、操作はとても直感的です。習得するまでにかかる時間として、DEKOと同じレベルの作業を同じスピードを出せるところまで来るのに、ずっとKarismaCGを触っている人で1ヵ月、実践に絡めていない人では2ヵ月ぐらいです。まだ完全に使えるわけではありませんが、3D機能を含めただいたいのKarismaCGの機能を扱えるようになるには2~3ヵ月かかりました。現在弊社では6名ほどKarismaCGを使える人材がおります。

 

今後の課題や展望について教えて下さい

役割分担
アシスタントとエディターの役割をどうしていくかが課題の1つです。KarismaCGはデザインから動きを付けるところまで、できる範囲が多いので、今までの両者の役割の範囲をどのように効率的に割り振るか、場合によってはKarismaCGのすべてをマスターしている人材を多くしていくのか、あるいはKarismaCGのもつ、事前に動きまで仕込める機能を活かして、アシスタントの役割の範囲を大きくするか、社内で議論しているところです。短期的には、弊社内の課題として「3D」や「キーフレームアニメーション」などの新機能を全員が難なくフル活用したいと思います。容易なことではありませんが、社内の情報共有はもとより、現場でお客さまに喜んでもらうことを一つの目的として、楽しく慣れていくことで解決できると思っています。

 

NLE化
アシスタントとエディターの役割をどうしていくかが課題の1つです。KarismaCGはデザインから動きを付けるところまで、できる範囲が多いので、今までの両者の役割の範囲をどのように効率的に割り振るか、場合によってはKarismaCGのすべてをマスターしている人材を多くしていくのか、あるいはKarismaCGのもつ、事前に動きまで仕込める機能を活かして、アシスタントの役割の範囲を大きくするか、社内で議論しているところです。短期的には、弊社内の課題として「3D」や「キーフレームアニメーション」などの新機能を全員が難なくフル活用したいと思います。容易なことではありませんが、社内の情報共有はもとより、現場でお客さまに喜んでもらうことを一つの目的として、楽しく慣れていくことで解決できると思っています。

 

KarismaCGの増設計画
編集室に設備されたKarismaCGだけでは、技術の習得時間が進まない状況にあります。そのため、今期は2式増設を予定しており、さらにKarismaCGを使う人材のレベルアップと標準化を目指していきます。

 

KarismaCGに期待することをお教えください

かつてDEKOがそうであったように、次のキャラジェネの業界標準になっていただきたいと思っています。そしてKarismaCGが実現できる高い創造性により映像の質が向上し、業界全体が盛り上がっていければ嬉しいです。またポストプロダクションでは仕事を外に出すことも多く、他社との協業が一般的なため、どの会社でもKarismaCGが導入される状況はとても好ましいです。

 

株式会社イカロス
創業:1947年11月
資本金:19,000千円

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