ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社(以下、ソニー)による、カナダMatrox Video社製 IP KVM『Matrox Extio3』とソニー製マルチポートAVストレージユニット『PWS-4500』の動作検証が完了しました。

 

複数の『PWS-4500』をIP経由で効率的に運用

『Matrox Extio3』により、複数の『PWS-4500』間でIP経由の制御が可能になりました。今回の検証の結果、中継車やスタジオなどのさまざまなライブ映像制作の現場で、『Extio3』を使用することで、『PWS-4500』を効率的に運用できることが実証されました。

 

高画質・低ビットレート伝送とスイッチング機能で複数拠点の機材を集中管理

『Extio3』は、HDと4Kに対応し、拡張性に優れたIP KVMです。独自の圧縮技術により、超低ビットレート伝送を実現しました。4K60p(4:4:4)×1チャンネル、4K30p(4:4:4)×2チャンネル、または1080/60p(4:4:4)×4チャンネルの信号を標準GbEで使用できる 上、送信機と受信機の接続をネットワーク上で切り替えるスイッチング機能も有しています。これにより、分散配置されている機材情報をマルチディスプレイで表示し、集中管理することが可能です。また、高度なセキュリティ機能を提供しており、LANまたはプライベートWANを介して、拠点間の音声、映像、USB制御信号を安全に送受信できます。

 

ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社
コンスーマー&プロフェッショナルビジネスセクター
メディアソリューション事業部 副事業部長 村田雅和氏のコメント

「Matrox Video社IP KVM『Extio3』とソニー製マルチポートAVストレージユニット『PWS-4500』の連携により、ライブ制作システムをより効率的に運用することができるようになりました。今後も様々な機器との連携を進め、お客様の利便性向上に貢献してまいります。」

 

Matrox Video社 セールス・マーケティング担当シニアバイスプレジデント
Alberto Cieriのコメント

「Matrox Videoは、ソニーと協力し、お客様にご満足いただける堅牢なプラットフォームを提供できることを大変嬉しく思います。このたび、『Extio3』 IP KVMとソニーの『PWS-4500』との組み合わせが、ライブプロダクション用途に最適なものであると実証されました。放送局とそのオペレーターが、すべてのサーバーとシステムにある素材に即座にアクセスできるようにする両社の技術的なコラボレーションによって、お客様に最適なライブプロダクション環境の提供ができることを光栄に思います」

 

 

Matrox Extio3について
『Matrox Extio3』は世界初の4K60P 4:4:4対応 IP KVMエクステンダー。4K60Pだけではなく、HD映像を4チャンネル同時伝送にも対応しています。
高画質ながら低ビットレートで配信。ネットワーク帯域を効率よく活用します。送信機と受信機の接続をネットワーク上でスイッチングも可能。低遅延を実現し、遠距離からキーボード・マウス操作をレスポンス良く操作可能です。

 

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