台湾VNS社開発のエッジブレンディングプロセッサー『GeoBox G810シリーズ』を6月13日(木)に発売いたします。
本製品は、4K60p入力に対応し、エッジブレンディング・幾何学補正機能によりシームレスなマルチプロジェクションを実現するエッジブレンディングプロセッサーです。また、本製品はご好評いただいた「GeoBox G800シリーズ」の後継機種です。2出力対応のG812と、4出力対応のG814の2モデルをラインナップしています。
ローコストでシームレスなマルチプロジェクションを実現
本製品は、プロジェクターの機能を補完できるハードウェアであり、常設のプロジェクションマッピングに最適です。ブレンディング機能を搭載していない比較的安価なプロジェクターであっても、本製品のエッジブレンディング機能や幾何学補正機能により、シームレスなマルチプロジェクションを実現できます。ブレンディング率も高く、美しい表示が可能です。各種設定や呼び出し、ステータス管理などは、専用アプリケーションソフト 「GCT(GeoBox Control Tool)」によりUSBまたはネットワーク経由で実行できます。
主な機能
映像シフト・生成によるオーバーラップ機能搭載
複数台のプロジェクターを使用して、1つのスクリーンにマルチ映像を投写する場合、隣接するプロジェクターと投写が重なるオーバーラップエリアにおいて、同じ映像をぴったりと重ね合わせる必要があります。
通常、コンテンツ制作時に映像の一部を同じもの(下図「通常」の「C」エリア)とした複数の映像を用意し、これをプロジェクターから出力した際に重ね合わせますが、GeoBoxを使用する場合はこのコンテンツ制作時の作業が必要ありません。1つの入力映像からGeoBoxが映像をシフトまたは生成し、これらを重ね合わせることが可能です。