Matrox DSX SDKは、放送、Pro AV、医療、防衛業界向けのハードウェアベースの機器(SDI, ST2110 カード)や、仮想化されたIPシステム(ORIGIN)を迅速に開発するための、実績あるソフトウェア開発キットです。
![]()
製品特長
Matrox DSX SDK
迅速な開発を可能にする強力なモジュール群
- 広範なメディア処理モジュール: ファイルリーダー/ライター、補助データ(アンシラリデータ)処理、2D/3D DVEなどのビデオエフェクト、業界標準のソフトウェアコーデックが包括的に含まれています。
- 高度なファイル操作: File Readerモジュールは、異なるファイル形式やコーデックが混在するプレイリスト機能をサポートし、コンテンツの検索を容易にするスムーズなスクラビングやシーキングも可能です。
- ライブ録画に最適な書き込み機能: File Writerモジュールは、ビデオ、オーディオ、補助データのキャプチャを業界標準形式で行います。録画中の再生や編集、既存ファイルへの追記・挿入が可能で、ポストプロダクションの工程を大幅に短縮できます。
優れた互換性と柔軟な対応力
- 多彩なコーデックとフォーマット: MPEG-2、H.264、Apple ProRes、Avid DNxHD、Sony XAVC、Panasonic AVC-Ultraなど、常に拡大し続ける主要なコーデックを網羅しています。
- ファイル形式の広範なサポート: MXF、MOV、MP4、MPG、AVIなど、放送チェーン全体の相互運用性を確保する標準形式に対応しています。
- IPおよび次世代ワークフロー: NDI®のネイティブサポートにより、4KまでのビデオストリームをIP経由で即座に送受信でき、既存のNDIデバイスとの接続も容易です。また、RTPを介したIPストリーミング(MPEG-2 TS)も内蔵されています。
高品質なビデオ合成とエフェクト
- 無制限レイヤーの合成機能: CPUまたはGPUベースのコンポジターにより、ビデオ、アニメーション、グラフィックスを無限に重ね合わせることができ、各レイヤーでアルファプレーンや透明度の設定が可能です。
- 高精度なスケーリングとDVE: サブピクセル精度のスケーリング(8ビットで1/256ピクセル精度)や、仮想スタジオに最適な高品質のクロマ/ルマキーヤー、3ウェイ・カラーコレクションを提供します。
信頼性とパフォーマンス
- 堅牢なフェイルセーフ機能: **Matrox Control Engine (MCE)**により、オンエア中のアプリケーションにおける障害復旧をシームレスに行い、ライブ制作においてグリッチ(映像の乱れ)のないリカバリを実現します。
- 低遅延と精密な同期: GPUメモリへの高速転送により、ライブグラフィックスに不可欠な確定的遅延を実現します。また、洗練されたシステムクロックにより、異なる解像度やフレームレートが混在する場合でも、オーディオ、ビデオ、補助データの同期を保証します。
直感的なプロトタイピング環境
Matrox Topology Builder: Javaベースのグラフィカルなツールにより、コードを一行も書くことなく、ドラッグ&ドロップでワークフローをシミュレーションおよび検証できます。これにより、開発者は開発の初期段階でユースケースをテストでき、アジャイルな開発が可能になります。
Matrox Topology Builder のイメージはこちら
開発環境
OSサポート: WindowsおよびLinuxの両方に対応しており、開発チームのニーズに合わせた柔軟な選択が可能です。
お問合せ
本製品は、お客様のソフトウェアやシステムに Matrox OEM製品を組み合わせてご利用いただくために用いるソフトウェア開発キットです。
想定される用途やシステム構成、必要な入出力仕様に応じて、最適な製品構成をご提案いたします。
技術的なご質問や検討段階のご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。
