双方向同時エンコード・デコードに対応するオールインワン・モデル『Matrox Monarch EDGE S1』が、沖縄テレビ放送株式会社の中継にて採用されました。
そのご使用状況やメリットなどをご担当者の方にお聞きしました。
 

 

どのようにご使用されましたか

『Monarch EDGE S1』4台を、本社(2台)と中継拠点2ヵ所(競技場のマラソンスタート・ゴール地点、およびコース内の中継場所)へ設置しました。
カメラのSDI信号を中継拠点から本社へ伝送するため、さらに本社から中継拠点へ送り返し伝送するために使用しました。あわせてインカム用のAUDIO系統を使用して、本社~中継拠点間の連絡線を構築しました。
 

ご担当者からのコメント

『Monarch EDGE S1』は1台でエンコーダー/デコーダーの同時処理機能を持っているので、少ないネットワーク回線でSDI信号の送受ができるのは大変助かります。また、これまで別回線で行っていた連絡線の構築も、インカム用のAUDIO系統を利用して対応できるため、制作コストの削減にもつながり、非常に有用でした。
現在は、本社への送り映像は、主に予備系統として使用しています。今後、ネットワーク回線環境がより安定することで、中継本線としての運用も検討していきたいと考えています。
 

本社サブで、中継2拠点向けに設置した『Monarch EDGE S1』

  

中継車内での『Monarch EDGE S1』。本社への送出、送り返し受け、連絡線で使用

 

Matrox Monarch EDGEついて

『Monarch EDGE』は最新の配信環境に最適化された4K/マルチHD配信及びリモートプロダクション向けエンコーダーです。H.264エンコーダーは汎用性が高く、様々な環境に対応することができ、異なる機器間における相互運用の安定性という点で、最良の選択肢であるといえます。4Kの映像配信やマルチカメラ配信、リモートプロダクションなど、多くの用途でご活用いただけます。

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