1枚で2面のディスプレイに出力し、2枚併用で最大4面出力に対応
1枚のMillennium P690 グラフィックボード(ビデオカード)から2面のディスプレイに出力でき、2枚使用して最大4面のデジタル/アナログ出力が可能です。さらに、Matroxの多彩なマルチディスプレイ機能により用途に合わせた柔軟な使用が可能です。
ファンレス設計
全ラインナップともヒートシンク仕様のファンレスモデルです。ファンレス仕様によりシステムの静音化が図れる上、ボード本体の耐久性にも優れています。
超低消費電力
12W以下の低消費電力を実現しました(モデルにより9.5W~11.8W)。電源の小さなシステムにも組み込み可能です。
高解像度にも対応
ディスプレイ1台につきデジタル最大解像度1920×1200に対応しています。2台のディスプレイに出力することで、3840×1200の広大なデスクトップを実現し、作業効率をさらに高めることができます。
製品ラインナップ
製品名 | 型番 | 対応バス | 代替機種 |
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Millennium P690 PCI
※販売終了 |
MILP690/128P | PCI | PCIバス対応製品はなし |
Millennium P690 PCIex1
※在庫限りで販売終了 |
MILP690/128PEX1/LP | PCIe x1 | MILP690/256PEX16/LP |
Millennium P690 PCIex16
※販売終了 |
MILP690/128PEX16 | PCIe x16 | |
Millennium P690 PCIex16LP
※販売終了 |
MILP690/128PEX16/LP | PCIe x16 | |
Millennium P690 PCILP Plus
※販売終了 |
MILP690/256P/LP | PCI | PCIバス対応製品はなし |
Millennium P690 PCIex16 Plus
※在庫限りで販売終了 |
MILP690/256PEX16/LP | PCIe x16 | – |
LFH60→Dsub15×4ケーブル (アナログ4面出力用オプションケーブル) |
CAB/LFH60-4XDSUB15 | – | – |
P690の上位となるMatrox MシリーズのPCIe×1接続モデルになります。P690シリーズのPCIe×16モデルとPCIe×1モデルを2枚挿しで運用されているような場合は、2枚ともMatrox Mシリーズに入れ替える必要があります。
製品仕様
ドライバーは英語版です。
Millennium P690 PCI
※販売終了 |
Millennium P690 PCIe x1
※在庫限りで販売終了 |
Millennium P690 PCIe x16
※販売終了 |
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型番 | MILP690/128P | MILP690/128PEX1/LP | MILP690/128PEX16 |
メモリ | 128MB DDR2 | 128MB DDR2 | 128MB DDR2 |
対応バス | PCI | PCI Express x1 | PCI Express x16 |
サイズ | 幅168mm、高さ107mm (うち接続端子10mmを含む、ATX対応) |
幅168mm、高さ69mm (うち接続端子9mmを含む、ATX・ロープロファイル両対応) |
幅168mm、高さ111mm (うち接続端子9mm含む、ATX対応) |
最大消費電力 | 10.7W | 9.5W | 10W |
コネクター形状 | DVI+DVI | LFH60 | DVI+DVI |
出力可能な ディスプレイ数 |
2面(2枚使用して4面) | 2面(2枚使用して4面) | 2面(2枚使用して4面) |
可能なディスプレイ出力 (ボード1枚につき) |
シングルデジタル シングルアナログ デジタル+デジタル デジタル+アナログ アナログ+アナログ |
シングルデジタル シングルアナログ デジタル+デジタル デジタル+アナログ アナログ+アナログ |
シングルデジタル シングルアナログ デジタル+デジタル デジタル+アナログ アナログ+アナログ |
EMC認証 | ACA Class B CE Class B CSA Class B FCC Class B VCCI Class B |
ACA Class A CE Class A CSA Class A FCC Class A VCCI Class A |
ACA Class B CE Class B CSA Class B FCC Class B VCCI Class B |
パッケージ内容 |
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Millennium P690 PCIe x16 LP
※販売終了 |
Millennium P690 PCI LP Plus
※販売終了 |
Millennium P690 PCIe x16 LP Plus
※在庫限りで販売終了 |
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型番 | MILP690/128PEX16/LP | MILP690/256P/LP | MILP690/256PEX16/LP |
メモリ | 128MB DDR2 | 256MB DDR2 | 256MB DDR2 |
対応バス | PCI Express x16 | PCI | PCI Express x16 |
サイズ | 幅168mm、高さ69mm (うち接続端子9mm含む、ATX・ロープロファイル両対応) |
幅168mm、高さ65mm (うち接続端子10mm含む、ATX・ロープロファイル両対応) |
幅168mm、高さ69mm (うち接続端子9mm含む、ATX・ロープロファイル両対応) |
最大消費電力 | 10W | 11W | 11.8W |
コネクター形状 | LFH60 | LFH60 | LFH60 |
出力可能なディスプレイ数 | 2面(2枚使用して4面) |
2面(2枚使用して4面) |
2面(2枚使用して4面) |
可能なディスプレイ出力 (ボード1枚につき) |
シングルデジタル シングルアナログ デジタル+デジタル デジタル+アナログ アナログ+アナログ |
シングルデジタル シングルアナログ デジタル+デジタル デジタル+アナログ アナログ+アナログ アナログ×3面(*) アナログ×4面(*) |
シングルデジタル シングルアナログ デジタル+デジタル デジタル+アナログ アナログ+アナログ アナログ×3面(*) アナログ×4面(*) |
EMC認証 | ACA Class A CE Class A CSA Class A FCC Class A VCCI Class A |
ACA Class A CE Class A CSA Class A FCC Class A VCCI Class A |
ACA Class A CE Class A CSA Class A FCC Class A VCCI Class A |
パッケージ内容 |
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オプションのLFH60→Dsub15×4ケーブルを接続して1枚のボードから3面または4面アナログディスプレイに出力できます。
動作環境
OS |
対応ドライバーはMatrox社のWEBサイトよりダウンロードいただけます。 Windows 7 (XDDM) でお使いいただくには、Microsoft社が提供するHotfixを適用していただく必要があります。詳細についてはMicrosoft社のサポートページをご参照の上、修正プログラムKB980731をダウンロードしてください。 Linux OS上でご使用に対するサポートはMatrox社のWEBサイトよりダウンロード可能なドライバーの提供のみです。 |
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その他 |
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以上の動作環境を満たしている場合でも、全てのコンピューター上での動作を保証するものではありません。
上記以外のディスプレイドライバーは用意されておりません。
対応解像度
解像度(VGA) | 解像度(DVI) |
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2048×1536 |
– |
1920×1440 |
– |
1920×1200 | 1920×1200 |
1920×1080 | 1920×1080 |
1680×1050 | 1680×1050 |
1600×1200 | 1600×1200 |
1600×1024 | 1600×1024 |
1600×900 | 1600×900 |
1440×900 | 1440×900 |
1360×768 | 1360×768 |
1280×1024 | 1280×1024 |
1280×960 | 1280×960 |
1280×768 | 1280×768 |
1280×720 | 1280×720 |
1152×864 | 1152×864 |
1024×768 | 1024×768 |
848×480 | 848×480 |
800×600 | 800×600 |
640×480 | 640×480 |
MILP690/256P/LPまたはMILP690/256PEX16/LPにオプションのLFH60→Dsub15×4ケーブルを接続して3面または4面のアナログモニターに出力する場合は最大解像度は1920×1200となります。
Matroxの主なマルチディスプレイ機能
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伸張モード機能
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複数のディスプレイを1つの大きなディスプレイとして使用できます。複数のディスプレイにまたがった動画のオーバーレイも可能です。
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マルチクローン機能
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複数のディスプレイにそれぞれ同じデスクトップを表示できます。
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独立モード機能
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複数のアプリケーションをそれぞれのディスプレイに表示できます。
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ポートレート表示機能
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ディスプレイの表示画面を90度、180度、270度回転させることができ、縦型表示が可能です。
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Power Res機能
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Matrox PowerRes機能を使用して、848×480、852×480、1280×768、1360×768、1365×768、1366×768のワイド表示が可能です。また、任意の解像度・リフレッシュレートを設定することも可能です。
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Desktop Divider機能
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1台のディスプレイ上において、デスクトップを複数に分割し、仮想的なマルチディスプレイ環境を実現します。複数のアプリケーションソフトを別々に最大化表示させることができ、特に高解像度ディスプレイを使用したシステムに適しています。
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これらの機能は、ドライバソフトウェアと共にインストールされる「Matrox PowerDesk-SE」から設定を行います。
ご利用のOSやドライバのバージョンによって機能が異なる場合があります。
主な機能
2枚のグラフィックボードを使用して伸張モード表示
複数のディスプレイをひとつの大きなディスプレイ(デスクトップ)として使用できます。
タスクバーは構成されたディスプレイの一番下にのみ表示されます。
最大4台の伸張モード表示が可能です。
2枚のグラフィックボードを使用してクローン表示
最大4台までのディスプレイに同じデスクトップを表示することができます。 |
2台のディスプレイに伸張モードで表示した内容を同じ構成の2台のディスプレイにクローン表示できます。 |
2台のディスプレイに独立モードで表示した内容(各ディスプレイに別々のアプリケーションを表示)を同じ構成の2台のディスプレイにクローン表示できます。 |
オプションケーブルで1枚のグラフィックボードからアナログ4画出力も可能
Millennium P690 PCI LP(型番:MILP690/256P/LP)またはMillennium P690 PCIe x16 LP(型番:MILP690/256PEX16/LP)にオプションケーブルLFH60→Dsub15×4ケーブル(型番:CAB/LFH60-4XDSUB15)を接続して、1枚のグラフィックボードから4面のアナログディスプレイに出力可能です。この場合、アナログ最大解像度は1920×1200となります。
オプション
製品画像 | 製品名/JAN | 製品概要 |
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Matrox LFH60→Dsub15×4変換ケーブル (型番:CAB/LFH60-4XDSUB15 (JAN:4522686003664) |
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Matrox LFH60→Dsub15×2変換ケーブル (型番:CAB/L60-2XDsub15) ※在庫限りで販売終了 JAN:4522686003664 |
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これらのオプション製品はテクニカルサポート対象外です。