• 1枚で最大6面に出力(C680)
  • ファンレス・ロープロファイルに対応(C420のみ)
  • 3Dグラフィックに対応した高いパフォーマンスと
    Marox独自の柔軟なマルチモニター設定を実現
  • 最新OSにも対応(Windows10、Windows Server 2016)
  • 価格:オープンプライス
  • C420 LP PCIe x16/J  (販売終了)※後継機種はこちら
    C680/4G PCIe x16/J
    (販売終了)※後継機種はこちら

RoHS

1枚で最大6面のマルチモニター表示が可能

Matrox Cシリーズの上位機種C680は、1枚で最大6面のマルチモニター表示に対応しており、1面につき最大解像度4096×2160をサポートしています。下位機種のC420は、1枚で最大4面のマルチモニター表示に対応し、最大解像度2560×1600をサポートしています。C680はメモリー4GB、C420は2GBを搭載し、スムーズな動画再生や3Dグラフィックの高速表示を実現する高いパフォーマンスを提供します。

Matrox PowerDeskを使用し柔軟なマルチモニターを実現

高い安定性と実績を誇るデスクトップ管理ソフトウェア”Matrox PowerDesk”により、多彩なマルチモニターの設定や管理を簡単に行えます。

2枚のボードをフレームロックにより同期

2枚のMatrox C680ボードを専用のフレームロックケーブルで結合し、接続する全てのモニターにわたってリフレッシュレートを同期し、ティアリングの発生を抑えます。

2枚のボードを使用し、ボードを跨いで伸張機能(ストレッチモード)を使用することは出来ません。

製品ラインナップ

C680/4G PCIe x16/(販売終了) 型番:C680/4GBPEX16
C420 LP PCIe x16/J(販売終了) 型番:C420/4GBPEX16/LP
フレームロックケーブル 型番:CAB/FL

製品仕様

製品仕様

製品名 C680/4G PCIe x16/J
(型番:C680/4GBPEX16)
C420 LP PCIe x16/J
(型番:C420/4GBPEX16/LP)
 
対応バス PCIe 3.0 x16 PCIe 3.0 x16
最大出力モニター数 6面 4面
コネクタ形状 Mini Display Port 6つ Mini Display Port 4つ
ビデオ出力フォーマット DisplayPort 1.2 DisplayPort 1.1
オプショナルビデオ出力フォーマット DVI DualLink
DVI/HDMI SingleLink
DVI DualLink
DVI/HDMI SingleLink
オーディオ出力フォーマット マルチストリームオーディオ(DisplayPort経由6ch) マルチストリームオーディオ(DisplayPort経由4ch)
最大解像度
(モニター1台ごと)
4096×2160 @ 30Hz(DisplayPort)
4096×2160 @ 60Hz(DisplayPort、モニターは最大3台まで)
3840×2160 @ 30Hz(DisplayPort、HDMI)
2560×1600 @ 60Hz(DisplayPort)
3840×2160 @ 30Hz(DisplayPort、モニターは最大2台まで)
1920×1200 @ 60Hz(HDMI)
ボードサイズ 幅167.6mm x 高さ102.7mm (うち接続端子9mm)
ATX対応
幅167.6mm x 高さ68.6mm (うち接続端子9mm)
ATX・ロープロファイル両対応
メモリ 4GB GDDR 5 4GB GDDR 5
GPU AMD AMD
HDCP準拠 準拠 準拠
対応規格標準 OpenGL 4.4
DirectX 12
OpenCL 1.2
OpenGL 4.4
DirectX 12
OpenCL 1.2
パッケージ内容 ・ロープロファイルブラケット
ROHS/WEEE 対応 対応
EMC認証 ClassB ClassB
消費電力 50W 20W

変換アダプターは別売です。HDMI表示機器と接続する場合は、Mini DisplayPort→HDMI変換アダプター(MDPM-HAF)を推奨します。変換アダプターは、アクティブタイプである必要があります。パッシブタイプはサポートしていません。

動作環境

OS
  • Windows 10 (32bit/64bit)
  • Windows 8.1 (32bit/64bit)
  • Windows 7 (32bit/64bit)
  • Windows Embedded Standard 7 (32bit/64bit)
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2012 R2 (64bit)
  • Windows Server 2008 R2 (64bit)
  • Linux

対応ドライバーはMatrox社のWEBサイトよりダウンロードいただけます。Linux OS上でご使用に対するサポートはMatrox社のWEBサイトよりダウンロード可能なドライバーの提供のみです。

その他
  • 4GBのシステムメモリー (※1)
  • CD-ROMドライブ(ドライバーのインストール用として)
  • PCI Express x16バス

1) C680を1つのシステムに2枚インストールしてご利用の際は、12GBのRAMが必要となります。C420を1つのシステムに2枚インストールしてご利用の際は、8GBのRAMが必要となります。

以上の動作環境を満たしている場合でも、全てのコンピューター上での動作を保証するものではありません。

上記以外のディスプレイドライバーは用意されておりません。

多彩なマルチモニター機能

  • 伸張表示機能

    Stretched Mode
    伸張表示機能

    複数のモニターを1つの大きなモニターとして使用できます。動画を複数のモニターにまたがって表示することも可能です。
    ※2枚のボードを使用し、ボードを跨いで伸張機能を使用することは出来ません

  • 独立表示機能

    Independent Mode
    独立表示機能

    複数のアプリケーションをそれぞれのモニターに表示できます。

  • クローン表示機能

    Clone Mode
    クローン表示機能

    複数のモニターにそれぞれ同じデスクトップを表示できます。3画面のうち2画面をクローンにするなど、柔軟な設定が可能です。

  • デスクトップ分割機能

    Desktop Divider
    デスクトップ分割機能

    1つのデスクトップ領域を分割して仮想的なマルチモニター表示を実現します。分割されたそれぞれのスペースでアプリケーションを最大化表示させることができます。

  • エッジオーバーラップ機能

    Edge Overlap
    エッジオーバーラップ機能

    1枚のグラフィックボードに接続した複数のプロジェクターからの出力を継ぎ合わせて表示する際に、隣り合う画像の境目を継ぎ目なく表示するよう、オーバーラップ表示し、表示幅をピクセル単位で調節することができます。エッジブレンディング機能を持ったプロジェクターを使用して、オーバーラップ表示部分の明るさを調節することで、さらに境目が目立たないよう表示できます。

  • ベゼルマネージメント機能

    Bezel Management
    ベゼルマネージメント機能

    複数のモニターにまたがって動画または静止画を表示する場合に、モニターのベゼル(フレーム)部分で画像がずれてしまわないよう、フレームの幅分だけ画像をずらして表示するよう設定できます。

  • ポートレート表示機能

    Pivot Mode
    ポートレート表示機能

    モニターの表示画面を90度、180度、270度回転させることができ、縦型表示が可能です。

  • デスクトップマネージメント機能

    Desktop Management
    デスクトップマネージメント機能

    プログラム・ウィンドウがデスクトップ上のどこでどのように表示されるかを決定できます。

  • モードマネージメント機能

    Mode Management
    モードマネージメント機能

    標準設置ではサポートされていない解像度およびリフレッシュレートを選択できます。

  • EDID マネージメント機能

    EDID Management
    EDID マネージメント機能

    各ディスプレイに正確に表示するよう、グラフィックボードにEDID信号を提供します。

  • 自動インストール機能

    Unattended Install
    自動インストール機能

    1台のPCでPowerDeskを設定し、この設定を組込んだドライバーをその他のPCにインストールすることで、同じ設定を適応できます。

伸張モード(スパン)表示

複数のモニターをひとつの大きなモニター(デスクトップ)そして使用することが出来ます。

タスクバーは構成されたモニターの一番下にのみ表示されます。

デジタルサイネージ向けに設計されたベゼルマネジメント機能(Matrox Bezel Management)

マルチモニター表示機能を用いてい複数のモニターにまたがって画像をオーバーレイ表示する場合に、モニターのフレーム部分で画像がずれてしまわないよう、フレームの幅の分だけ画像をずらして表示し、フレームの裏側で画像がつながっているように表示することができます。
システム上で簡単に調節ができ、使用する画像もフレーム幅に合わせて作成する必要がありません。



【Matrox Bezel Managementを使用しない場合】
ベゼルで画像が引き伸ばされたような違和感のある表示
【Matrox Bezel Managementを使用した場合】
ベゼルの裏側に映像があるかのような自然な表示