エッジブレンディングプロセッサー&G901組み合わせ事例

エッジブレンディングプロセッサーとG901を組み合わせることで実用性・利便性の高いマルチビューソリューションを実現します。

2出力モデルのエッジブレンディングプロセッサーG802とM802を例示として解説します。

 
比較項目 機器構成
G802単体 G802+G901 M802単体 M802+G901
2画面投写(ピクチャーバイピクチャー)入力信号の組み合わせ HDMI & HDMI ×
HDMI & DisplayPort
HDMI & VGA × ×
DisplayPort & DisplayPort × ×
DisplayPort & VGA × ×
2画面投写(ピクチャーバイピクチャー)の幾何学補正(ワープ)調整 不要 不要
PIP投写(ピクチャーインピクチャー)サブ画面の配置 ブレンディングエリア外 × ×
ブレンディングエリア内 ×
2入出力 遅延 2フレーム 3フレーム 2フレーム 3フレーム

○:対応 ×:非対応

要:ブレンディング投写と2画面投写の幾何学補正値が異なるため、4面(2面×2パターン)のワープ調整が必要となります。

   特に曲面投写の場合は、調整に時間を要しますのでG901との併用を推奨します。

 不要:ブレンディング投写と2画面投写の幾何学補正値が同一のため、2面(2面×1パターン)のワープ調整で済みます。


  • 2画面投写
  • PIP投写
  •    
    2画面投写(ピクチャー・バイ・ピクチャー)

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    G802またはM802単体でも、ピクチャーバイピクチャー)の投写可能ですが、ブレンディング投写と2画面投写の幾何学補正値が異なるため、4面(2面×2パターン)のワープ調整が必要となります。

    一方で、G901と組み合わせた場合は、ブレンディング投写と2画面投写の幾何学補正値が同一のため、2面(2面×1パターン)のワープ調整で済みます。特に曲面投写の場合は、調整に時間を要しますのでG901との併用を推奨します。


    ▶対応製品:G800シリーズ, M800シリーズ, G901


       
    ピクチャー・イン・ピクチャー

    ※画像をクリックすると拡大します


    M802単体では、PIP(ピクチャー・イン・ピクチャー)のサブ画面をブレンディングエリアに配置することができません。

    一方で、G901と組み合わせた場合は、投写エリアに制限はなくサブ画面を配置することができます。


    ▶対応製品: M800シリーズ, G901