• N入力N出力対応エッジブレンディングプロセッサー
  • 新機能搭載の幾何学補正
  • ブラックレベル補正・RGB個別ガンマ調整・マスク機能搭載
  • 4K/60P(4:4:4)入力対応
  • 入力画像の分割出力機能搭載
  • 出力先ごとに映像回転・反転表示、PinP表示
  • リモコン、RS-232、USB、ネットワーク経由による外部制御
  • HDCP2.2/HDCP1.4対応
  • 価格: オープン

RoHS

製品概要

M800シリーズは、4K/60P入力に対応したエッジブレンディングプロセッサーです。M801(1出力)、M802(2出力)、M803(3出力)、M804(4出力)の4モデルをラインナップ。ハードウェアによるエッジブレンディング、幾何学補正を駆使し、あらゆるプロジェクターでシームレスなマルチプロジェクションを実現します。


製品の特長

幾何学ひずみ補正

<ポイント補正・リニアリティ補正>

投写エリアに幾何学補正の起点となるポイントを表示させ補正することができます。本機のみで設定する場合は最大45点(9×5)、専用ソフトウェアのGWarp3併用する場合は最大289点(17×17)まで補正ポイント数を増やし、点を起点とする幾何学補正でフラットではないスクリーンへの投写を実現します。また、直線的に調整するリニアリティ補正にも対応します。水平または垂直方向のポイントを一括で選択し、線を起点とする幾何学補正で時短を実現します。


コーナー補正

 

隅角部の壁面に対して、プロジェクター1台で投写を実現します。

コーナー補正が有効な場合は、幾何学補正(ポイント&リニアリティ補正値)は無効になります。


エッジブレンディング(N入力N出力)

複数のプロジェクターが投写して重なるエリア(オーバーラップエリア)の光量を水平・垂直方向に調整し、継ぎ目のないマルチプロジェクションを実現します。


エッジブレンディング(1入力N出力)

GeoBoxのマルチディスプレイ機能を使って1入力ソースの映像を切り出しマルチスクリーンへ投写できます。この時、各チャンネルに同じ映像ソースを入力する必要があるため、別途映像分配器が必要です。但し、1系統のHDMI入力信号に限りHDMIループアウト端子と別チャンネルHDMI入力端子をHDMIケーブルで接続するだけで、マルチスクリーンへ投写できます。このケースでは、本機でオーバーラップエリアを生成できます


ブラックレベル補正

オーバーラップエリアでは、プロジェクターの光が重なり合うため、非オーバーラップエリアのブラックに比べ、僅かにグレー(ブラックが薄くなる)となります。本機のブラックレベル補正は、非オーバーラップエリアのブラックレベルをオーバーラップエリアのグレーに近づけることができる機能です。


RGB個別ガンマ補正

ブレンディングエリアのRGBガンマをR・G・B個別に補正することができます。


多様な画面レイアウト

各種機能(幾何学補正・オーバーラップ・PinP)を駆使し、4K x 1K、1080pセンターへのブレンディング投写、突き合わせて2画面同時投写(ピクチャーバイピクチャー)、PinP投写することができます。以下、投写例の「4K x 1K エッジブレンディング」「1080pセンター エッジブレンディング」「ピクチャーバイピクチャー」「PinP」のプロファイル(設定情報)を保存し、リモコン・RS232などの外部制御で呼び出すことができます。

<投写例:4K x 1K エッジブレンディング>

<投写例:1080pセンター エッジブレンディング>

<投写例:ピクチャーバイピクチャー>

<投写例:Pinp ピクチャーインピクチャー>


4K/60P(4:4:4)入力

3840×2160@60p(RGB/YUV4:4:4)、4096×2160@60p、3840×2400@60pの4K映像コンテンツ入力に対応


HDCP2.2/HDCP1.4対応

HDCP2.2のUltra HD 4Kコンテンツ、従来のHDCP1.4コンテンツの再生にも対応します。


HDR(ハイダイナミックレンジ)

超高画質技術HDR10(ハイダイナミックレンジ)信号の入力に対応しダイナミックレンジを向上させた質感豊かな映像の伝送を実現します。

HDR10の入力はフロントエンドプロセッサでSDRに変換します。


スケーリング出力

16:9(1080p、720p)、16:10(1920×1200、1280×800)など主要な解像度にスケリーング出力設定が可能です。


EDIDカスタマイズ

水平1024~3840、垂直720~2400の範囲でEDIDのカスタマイズが可能です。

ソース機器のGPU仕様や機能制限がある場合、設定したEDIDが反映されないことがあります。


多彩な外部制御

リモコン、RS-232、USB、ネットワーク経由による外部制御が可能です。


主な機能

幾何学補正機能


<リニアリティ補正>


コーナー補正

 


ブラックレベル補正

非オーバーラップエリアのブラックレベルをオーバーラップエリアのグレーに近づけることができる機能です。


RGB個別ガンマ調整

ブレンディングエリアのRGBガンマをR・G・B個別に補正することができます。


入力画像の分割出力機能(マルチディスプレイ機能)

本機に入力した画像を縦横最大15分割して、任意の部分を出力することができます。


回転表示

出力先ごとにオリジナル映像の回転が可能


反転表示

出力先ごとにオリジナル映像の反転(左右、上下、左右+上下)表示が可能


プロファイルのメモリー機能
最大5通りのプロファイル(設定情報)の保存と呼び出しが可能です。


ベゼル補正

ディスプレイのベゼル幅によって生じる画面のズレを水平・垂直方向に補正します。


オーバーラップの映像生成

複数のプロジェクターでマルチ画面を投写する場合は、重ね合わせ部分に入力した映像を生成できます。


拡大/縮小表示

入力画像のアスペクト比を維持して、拡大/縮小することができます。


フレームロック

フレームロック機能を搭載し、HDMI出力1~HDMI出力4は同期出力します。同シリーズ(M801、M802、M803、M804)及びG800シリーズ(G802、G804)と組み合わせた場合でも同様に同期出力を実現します。


専用ソフトウェア GWarp3

専用アプリケーションソフト 「GWarp3」をインストールしたパソコンからUSBまたはネットワーク経由で、高度な幾何学補正の設定が可能です。合わせてジオメトリの設定値をデータファイルとしてパソコンに保存することができます。また、本機の各種設定・リブート・IN/OUTのリアルタイムステータス監視、設定値の保存・呼び出し、ファームウェアのアップデートを行うことができます。


製品仕様

型番 M801 M802 M803 M804
入力端子 HDMI2.0b 2 4 6 8
DisplayPort1.2a 1 2 3 4
VGA 1 2 3 4
電源ジャック 1 2 3 4
出力端子 HDMI1.4 ※1 1 2 3 4
ループアウト
HDMI2.0b ※2
1 2 3 4
制御端子 RS-232メス×1、3.5mm IRジャック×1、RJ-45端子×1、USB-Bメス x1
ESD保護 ±8kV(エアギャップ放電)、±4kV(接触放電)
HDCPコンテンツ 再生可(HDCP2.2/1.4)
HDR ※3 入力のみ対応(SMPTE ST-2084, SMPTE ST-2086)
最大解像度 入力 4096 x 2160@60Hz、3840 x 2160 @60Hz,3840 x 2400 @60Hz
出力 1920 x 1080p、1920 x 1200、2048 x 1080
入出力 遅延 32ms
動作環境温度/保管環境温度 0~45℃/-20~60℃
動作環境湿度/保管環境湿度 10~90%(結露なきこと)
電源 DC12V、3.3A
最大消費電力 8.4W 14.4W 21.6W 28W
認証 CE、FCC、RoHS
外形寸法(幅 x 高さ x 奥行) 303x44x165mm
(突起物含まず)
440x58x190mm(突起物含まず)
対応ラックマウントキット  G404300L0010(1U) G404802MS010 (2U)
重量 1.52kg 2.4kg 2.6kg 2.8kg

 

※1 HDMIやDisplayPort入力信号にエンベデッド(重畳)された音声は、HDMI出力端子ごとにエンベデッドされ出力します。

※2 HDMIループアウト端子は、HDMI-1,3,5,7入力端子のみ連動します。

※3 HDR10の入力はフロントエンドプロセッサでSDRに変換します。


対応解像度

主な入力解像度 リフレッシュレート
4096×2160 24Hz/25Hz/30Hz/50Hz/60Hz
3840×2400 30Hz/60Hz
3840×2160 24Hz/25Hz/30Hz/50Hz/60Hz
1920x1080p 24Hz/25Hz/30Hz/50Hz/60Hz
1920x1080i 50Hz/60Hz
1280x720p 50Hz/60Hz
1920×1200、1600×1200、1400×1050、1360×768、1280×1024、1280×800、1280×768、1280×720、1024×768 60Hz

4096x2160pの入力自体可能ですが、本機では同解像度のEDID設定をすることができません。

出力解像度 リフレッシュレート
2048×1080 60Hz
1920×1200 30Hz/60Hz
1920x1080p 24Hz/30Hz/50Hz/60Hz
1360×768 60Hz
1280×1024 60Hz
1280×800 60Hz
1280×720 60Hz
1024×768 60Hz

製品画像

フロントパネル 

電源オン/オフ スイッチ 電源をオフにすると、その時点の設定を記憶します。電源をオンにすると、電源をオフにした際に記憶した設定で表示します。
Out ボタン 出力解像度を選択します。
In ボタン 各種入力信号を選択します。
Profile ボタン Profile(プリセット)を呼び出します。
Info ボタン 入出力解像度、ファームウェアバージョンを確認できます。
IR リモコンの受光部
Menu/Exit ボタン OSD画面を表示・非表示
カーソルボタン 各種設定の選択や決定ボタン
Warp / ALL ボタン Warpボタンを押すとOSD>Anyplace>3×3,5×3,9×5,Wallを表示。
ALLボタンを押すとCH1~CH4の出力端子を全て選択します。
Patternボタン テストパターンを表示。
Selectボタン  CH1~CH4の出力端子を選択します。
Input/Output LED Input LEDは、入力された信号を検知したときに点灯します。Output LEDは出力端子に接続する表示機器との接続確立時に点灯します。

 

リアパネル

 

 

HDMI-1~4出力端子 表示機器と接続します。
HDMI LOOP OUT端子 ③のHDMI入力端子に入力したHDMI信号をパススルー出力します。1つの入力ソースを2画面以上のマルチ画面構成する場合などに使用します。
HDMI-1,3,5,7入力端子 HDMIソース機器を接続します。
HDMI-2,4,6,8入力端子 HDMIソース機器を接続します。②のHDMI LOOP OUT端子とは連動しません。
DP-1~4入力端子 DisplayPortソース機器を接続します。②のHDMI LOOP OUT端子とは連動しません。
VGA-1~4入力端子 VGAソース機器を接続します。②のHDMI LOOP OUT端子とは連動しません。
電源ジャック 付属のACアダプターを接続します。
IR Ext リモコン受信部を外部に延長します。
Ethernex端子 専用アプリケーションソフトGWarp3をインストールしたPCとネットワーク接続します。
USB端子 専用アプリケーションソフトGWarp3をインストールしたPCとUSB接続します。
RS-232端子 RS-232コマンドを入出力します。
Resetボタン 5秒間長押しすると設定情報を含め全て初期化します。

オプション

製品画像 製品名 製品概要
4KフルペックHDMIケーブル(型番:HAM/PE003M) ループ端子接続に推奨HDMIケーブルです。

長さ:0.3m

外径:8mm

カラー:チャコールグレー

製品画像 製品名 製品概要
4K プレミアムHDMIケーブ

(型番:PHAM/PE0*M)

*は長さ(例 1mの場合、HAM/PE01M)

4K/60P入力時、推奨HDMIケーブルです。

長さ:1m/2m/3m

外径:6mm(1m/2m)、7.3mm(3m)

カラー:ブラック

 

製品画像 製品名 製品概要

HDMI延長器

(型番: MUX-EH500451)

1本のLANケーブルHDMI、リモコン信号を最長70m延長
製品画像 製品名 製品概要

4K/60P対応HDMIオーディオ分離器

(型番:MUX-CH500436)

入力した4K/60P迄のHDMI信号にエンベデッド(重畳)された音声をデジタル・アナログ音声に分離(デエンベッド)出力可能。

サポート情報