HDMI分配器 S914 & GeoBox 組み合わせ事例
HDMI分配器 S914 & GeoBox 組み合わせ事例
マルチプロジェクションで複数のソースを切り替えて分割表示
(S914+エッジブレンディングプロセッサー UD100シリーズ)
弊社では、ブレンディング機能を持たないプロジェクターでもシームレスなマルチプロジェクションを可能にするエッジブレンディングプロセッサーを多数ラインナップしています。
このエッジブレンディングプロセッサー単体では、1つのソースをマルチプロジェクションで分割表示することが可能ですが、HDMI分配器「S914」を併用することで、さらに複数のソースを切り替えて表示することが可能になります。
エッジブレンディングプロセッサー「UD100シリーズ」の基本機能)
「UD100シリーズ」は、最大12のHDMI入力が可能ですが、出力先に制限があります。 ここでは、最上位機種で4出力対応モデルの「UD104」を例として示します。右図のように1つの映像ソースを4台のプロジェクターに分割投写する場合、各CH(チャンネル)の出力端子と紐づいた入力端子へそれぞれ同じ映像ソースを入力する必要があります。また、同じ映像ソースを各CHに出力するには、「HDMIループアウト端子に接続する」方法と、「HDMI分配器を併用する」方法の2通りがあります。 |
同じ映像ソースを各チャンネルに出力する
①HDMIループアウト端子に接続してする方法(映像ソースは1つのみ)
HDMIループアウト端子とは、これに連動するHDMI入力端子(各ループアウト端子の真横に位置)に入力された信号をパススルー出力する端子です。各HDMIループアウト端子とHDMI入力端子間をHDMIケーブルで接続(HDMIループアウト接続)することで、 1つの映像ソースを4台のプロジェクターに分割投写できます。 | ※クリックで拡大 |
②HDMI分配器(S914)を併用する方法(複数ソースの切り替えが可能)
前述のように「UD100シリーズ」には、1つのモジュールにつきHDMI入力端子が3系統あり、そのうち1系統のみがHDMIループアウト端子と連動します。4出力対応モデル「UD104」では、1つの映像ソース(A)を4台のプロジェクターに分割投写できます。 これにHDMI分配器「S914」を追加することで、残り2系統のHDMI入力端子に入力した映像ソース(B・C)も4分割投写できるため、複数のソースを切り替えて表示できます。 |
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スタッキング補正でプロジェクターから出力する画像の明るさを高める
(S914+多機能ビデオプロセッサー G111)
多機能ビデオプロセッサー「G111」×2台に「S914」を組み合わせ、2台のプロジェクターから同じソースをそれぞれ出力します。「G111」で映像を補正しながら、2つの同じ映像を正確に重ね合わせて投写することで、輝度を高められます。 |
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複数のソースを4面マルチディスプレイ表示する
(S914+マルチディスプレイコントローラー G904【4出力】)
弊社では、ソース機器に外付けで接続してマルチディスプレイ表示(以下、説明では「マルチ表示」とします)を可能にするマルチディスプレイコントローラーを多数ラインナップしています。
このマルチディスプレイコントローラー単体では、1つのソースのみマルチ表示(複数のディスプレイを1つの大きなディスプレイとして表示)できますが、HDMI分配器「S914」を併用することで、さらに複数のソースをマルチ表示することが可能になります。
マルチディスプレイコントローラー「G904」の基本機能
「G904」は、4K入出力対応のマルチディスプレイコントローラーです。PCやサイネージプレーヤーなどのソース機器よりHDMI出力された映像を最大4面のディスプレイにまたがって分割表示(ここでは「マルチ表示」と称します)または、各ディスプレイに別々の映像を表示(ここでは「シングル表示」)できます。 「G904」の基本機能では、マルチ表示できるのは1つの入力ソースのみです。HDMI-1端子(ループアウト端子)とHDMI-6端子間をHDMIケーブルでループアウト接続し、ここにマルチ表示したいソース(右図の「ソースA」)を接続し、マルチ表示できます。そのほかのHDMI端子に入力するソースは、対応するチャンネルに対してシングル表示のみ可能です。 マルチ表示とシングル表示は切り替えられます。 |
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複数のソースをマルチディスプレイ表示する
2つのソースをマルチディスプレイ表示
「G904」にHDMI分配器「S914」×1台を併用することで、2つのソースをマルチ表示できます。 前述の「G904」基本機能の通り、HDMI-1端子とHDMI-6端子間をHDMIケーブルでループアウト接続し、これにソース(右図の「ソースA」)を接続して、マルチ表示します。 さらに、もう一つ別のソース(右図の「ソースB」)を「S914」に接続し、「S914」から各チャンネルに対応するHDMI入力端子に4分配入力することで、マルチ表示できます。ソースAとソースBを左右に画面分割表示することや、ソース同士を重ねてPinP表示することも可能です。 |
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3つのソースをマルチディスプレイ表示
さらに「S914」をもう一台追加し、3つの目のソース(ソースC)もマルチ表示できます。 |
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複数のソースを2面マルチディスプレイ表示する
(S914+マルチディスプレイコントローラー G902【2出力】)
「G902」単体では、1つのソースのみ2面マルチ表示(2面のディスプレイを1つの大きなディスプレイとして表示)できますが、HDMI分配器「S914」を併用することで、さらに複数のソースをマルチ表示することが可能になります。
マルチディスプレイコントローラー「G902」の基本機能
「G902」は、2出力対応のマルチディスプレイコントローラーです。PCやサイネージプレーヤーなどのソース機器よりHDMI出力された映像を最大2面のディスプレイにまたがってマルチ表示、または、各ディスプレイにシングル表示できます。 「G902」の基本機能では、マルチ表示できるのは1つの入力ソースのみです。そのほかのHDMI端子に入力するソースは、対応するチャンネルに対してシングル表示のみ可能です。マルチ表示とシングル表示は切り替えられます。 |
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複数のソースをマルチディスプレイ表示する
2つのソースをマルチディスプレイ表示
「G902」にHDMI分配器「S914」×1台を併用することで、2つのソースをマルチ表示できます。前述の「G902」基本機能の通り、HDMI-1端子に接続した入力は、マルチ表示します。さらに、もう一つ別のソース(右図の「ソースB」)を「S914」に接続し、「S914」から各チャンネルに対応するHDMI入力端子に2分配入力することで、マルチ表示できます。ソースAとソースBを左右に画面分割表示することや、ソース同士を重ねてPinP表示することも可能です。 |
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3つのソースをマルチディスプレイ表示
さらに「S914」をもう一台追加し、3つ目のソース(ソースC)もマルチ表示できます。 |
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