カナダMatrox社の新製品 SMPTE ST 2110信号発生・診断装置「Matrox VERO(ヴェロ)」を5月25日(火)に発売いたします。

本製品は、EBU LIST、多彩な調整ができる信号発生器、PCAPレコーダーや直感的で使いやすいWEBベースのGUI等、ST 2110信号の診断・確認に必要な機能や装置をコンパクトにまとめた製品です。

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調整可能なリファレンス信号の出力

「Matrox VERO」には、調整可能なST 2110リファレンス信号の出力機能が装備されています。通常の状況での受信診断はもとより、復旧が必要な緊急事態においても役立つツールです。

パケットのタイミングは、『narrow』、『narrow linear』、『wide』などの設定が可能です。また、ユーザー定義のRTPタイムスタンプオフセットによりネットワーク遅延の調整ができるため、遅延を想定した受信機の診断も可能です。

 

PCAPレコーディング機能

ST 2110ネットワークを診断するには、高帯域幅イーサネットのRAWデータをPCAP形式でキャプチャーする機能が必要ですが、ネットワーク経由ではRAWデータのディスクへのキャプチャーは難しく、特にUHD映像ではタイミングエラーやパケットロス等、深刻な状況に陥る可能性があります。その点、「Matrox VERO」は、ハードウェアベースのタイムスタンプとアクセラレーターを装備しているため、適切にST 2110診断用のPCAPファイルを取得できます。

 

▼製品の詳細については『Matrox VEROの製品ページをご覧ください

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以上、ご案内申し上げます。
何卒よろしくお願い致します。