台湾VNS社開発の4K入出力対応エッジブレンディングプロセッサー『GeoBox UD100シリーズ』および幾何学補正プロセッサー『GeoBox UD101L』を11月10日(水)に発売いたします。

本製品は、ハードウェアによるエッジブレンディング(光量調整)や幾何学補正機能により、4Kプロジェクターによるシームレスなマルチプロジェクションを実現します。来る11月17日(水)~19日(金)に幕張メッセにて開催される音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE 2021」にて展示予定です。

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4K入出力対応エッジブレンディングプロセッサー

4Kプロジェクターや4Kソースと組み合わせて、高精細かつシームレスなマルチプロジェクションを実現します。複数のプロジェクターが投写して重なるエリア(オーバーラップエリア)の光量を水平・垂直方向に調整できるエッジブレンディング機能(※)や、幾何学補正機能を搭載。
リモコン、RS-232、USB、ネットワーク経由による外部制御も可能です。

(※)UD101L にエッジブレンディング機能は搭載していません。

 

◆幾何学ひずみ補正機能

投写エリアに幾何学補正の起点となるポイントを最大153点(17×9)表示させて制御し、フラットではないスクリーンへの投写を実現します。また、直線的に調整するリニアリティ補正にも対応します。

 

◆RGB個別ガンマ調整機能UD100シリーズのみ)

ブレンディングエリアのRGBガンマをR・G・B個別に補正できます。

 

◆ブラックレベル補正UD100シリーズのみ)

オーバーラップエリアでは、プロジェクターの光が重なり合うため、非オーバーラップエリアのブラックに比べ、わずかに薄く(ややグレーがかったように)なります。本製品のブラックレベル補正は、非オーバーラップエリアのブラックレベルを、オーバーラップエリアのグレーに近づける機能です。

 

オーバーラップ機能

複数のプロジェクターでマルチ画面を投写する場合、重ね合わせ部分に入力した映像を生成できます。

 

新ソフトウェア「GCT」で幾何学補正設定が簡易化

専用ソフトウェア「GCT(GeoBox Control Tool)」をインストールしたPCからUSBまたはネットワーク経由で、各種設定、設定値の保存・呼出、リブート・IN/OUTのリアルタイムステータス監視、ファームウェアのアップデートを実行できます。また、本機で設定した幾何学補正データの再編成も可能です。
幾何学補正データを本体へ保存する手順が、従来モデルに比べ簡易化されました。さらに、幾何学補正の設定可能な最大ポイント数が本体とソフトウェアで同一となり、曲面スクリーンを使用する場合でも、本体で幾何学補正設定の微調整が可能です。

 

 

▼製品詳細については、エッジブレンディングプロセッサー『GeoBox UD100シリーズ』または4K入出力 幾何学補正プロセッサー『GeoBox UD101L』の製品ページをご参照ください。

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以上、ご案内申し上げます。
何卒よろしくお願い致します。